想田和弘監督作品・観察映画第3弾・第4弾

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Director's Note 想田和弘監督から
Review 内田樹さんによる映画評

劇場レポートの記事

中島岳志さんVS.想田和弘監督トークレポート

2012年11月4日

11/4(日)16:00の回上映終了後には、中島岳志さん(政治思想史家/北海道大学大学院法学研究科准教授)と想田監督によるトークショーが行われました。
評論家で、劇作家・演出家である福田恆存さんの著書「人間・この劇的なるもの」を引用し、中島さんが感じた平田オリザさんとの共通点などをお話いただきました。社会においての役割を演じるということ、などお話は多岐に渡りました。
本編にはロボット演劇の場面が登場しますが、中島さんが映画のなかで注目したひとつが、“心”だということです。
気持ちをより伝えようとすると、感情がむき出しになるのが普通。でも、心を描くために、心を空白にするのが青年団の演じるということ、ロボットには心があるか、など興味深い話が続きトーク時間はあっという間に過ぎてしまいました。


この日、トークの前に収録していたというお二人の対談が、WEBサイト「マガジン9」にて年内に掲載予定ということです!
「マガジン9」には、想田監督のインタビューも掲載中です⇒http://www.magazine9.jp/interv/souda/index2.php

あわせてご覧ください!

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舩橋淳監督VS.想田和弘監督によるトークレポート

2012年11月4日

11/4(土)19:30の回上映終了後には、映画監督・舩橋淳監督と想田和弘監督によるトークショーを行いました。
お二人の関係は長く、ニューヨークでは同じ映画学校、さらに同じ会社でテレビ番組を制作していたそうです。(見たい!)
佐藤真監督の教え子だった舩橋淳監督。想田監督がドキュメンタリー映画を志すきっかけにもなったという佐藤真監督の書籍「ドキュメンタリー映画の地平―世界を批判的に受けとめるために」を教えてくれたのは舩橋監督だったということです。さらに、この日は平田オリザさん・青年団と佐藤真監督との秘話もお話いただきました。
また、どう作品にしていくか、“勝算”はなんだったのか、『フタバから遠く離れて』も300時間以上まわしたということで、どこで撮影を止めるか、などなどつくり手同士の熱い話が繰り広げられました。
さらに今後の活動については、撮りたいものは常に20個くらいある、と想田監督。
舩橋監督も「僕が全く知らない世界を観察して、その世界を面白いと思わせてくれるような作品を作ってほしい!」とお話くださいました。

舩橋淳監督の新作『フタバから遠く離れて』は絶賛公開中です。
HPhttp://nuclearnation.jp/jp/

『フタバから遠く離れて』のトークに想田監督が出演した際の様子はこちらかもご覧いただけます⇒http://nuclearnation.jp/jp/?p=628
さらに、書籍『フタバから遠く離れて――避難所からみた原発と日本社会』(岩波書店)も発売中です。
(実は、こちらの書籍、想田監督の『演劇VS.映画』と同じ編集者さんが担当したという偶然!)
ぜひあわせてお手にとってご覧ください。

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志賀廣太郎さんVS.想田和弘監督トークレポート

2012年11月3日

11/3(土)16:00の回上映終了後には、青年団の志賀廣太郎さんをお招きして、トークを行いました!
映画やテレビドラマでもおなじみの俳優・志賀廣太郎さん。実は青年団に入ったのは42歳のとき。「現代口語演劇」に触れ、初対面だった平田オリザさんに「次の舞台に出る!」と伝えたそうです。当時20代の役者しかいなかった青年団にとっては、年齢のバランスが取れて喜ばれたそうですが、
「現代口語演劇」始めた当初はお客さんの数が今までの半分以下になり厳しい状況だったなど、90年初期の青年団についてもたっぷりお話いただきました。

青年団の舞台で“もぎり”をしていらっしゃる志賀さんに会ったことがある話が出ると…
「スタッフ業務などのノルマがあるんです。僕は60歳までやり続けたのに、この間50歳以上は免除になったんです!僕の10年はなんだったんだ、という感じです。」とお話されると会場が大盛り上がり!笑いに包まれました。

書籍『演劇VS.映画』
では、志賀さんもご参加いただいた青年団の俳優のみなさんの座談会も収録されています。そちらも合わせてぜひお読みください。

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松田弘子さんVS.想田和弘監督トークレポート

2012年10月27日

10月26日(金)には、吉祥寺シアターにて公演中の『三人姉妹』の終演後に松田弘子さんが駆けつけてくださり、トークを行いました!
松田弘子さん、通称マチコさん。平田オリザさん曰く、「松田さんがマチコと呼ばれているのは青年団の3大謎のひとつ」ということですが、その謎も明らかにされました!(ここでは秘密です!)
マチコさんと平田さんは、大学時代の後輩先輩の関係です。
80年代/学生時代の、今の青年団からは想像出来ない初期の舞台についてや、
青年団の食事中のルール(皆で食事中はマズイと言ってはいけない!)やとにかくなんでも皆で議論する体制など、長く青年団にいらっしゃるマチコさんだからこそのエピソードに会場は大爆笑&大盛り上がりでした。
さらに、公演中の『三人姉妹』でのロボットやアンドロイドとの演技についてお話されると、「まさに全身青年団俳優ですね!」と想田監督も感動していました。

書籍『演劇VS.映画』では、マチコさんはじめ、青年団の俳優のみなさんの座談会も収録されています。そちらをお読みいただくと新たな青年団の魅力が見つかります。
また、『三人姉妹』は11月4日(日)まで吉祥寺シアターにて公演中です。
ぜひ生の青年団も体感してください!

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深田晃司監督VS.想田和弘監督トークレポート

2012年10月26日

10月25日(木)本日は青年団演出部に在籍しながら、映画監督としても『歓待』など映画監督としても活躍している深田晃司監督にゲストとしてお越し頂きました。
映画を学びながら、演劇に違和感を抱えている中、青年団の演劇を観劇して「これだ」と思ったという面で、共通している深田監督と想田監督。
青年団という組織の透明性のことなど、20年以上維持されている組織のことをまじめに分析しつつも、映画製作者から見た平田オリザさんの不可解な行動を互いに披露し、会場は大爆笑。


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本広克行さんVS.想田和弘監督トークレポート

2012年10月25日

10月24日(水)19:30の回上映終了後には、『踊る大捜査線シリーズ』や『サマータイムマシン・ブルース』の本広克行さんをお迎えしてのトークが行われました!
ご覧いただくのは、2回目となる本広監督は、こんなドキュメンタリー作りたいですね!とおっしゃってくださいました。
意外な組み合わせ…と思われる方もいたようですが、
ドラマの演出や劇映画の監督、そして演劇の演出もされている本広監督からは鋭いご指摘もいただき、お二人のお話は時間を過ぎても大盛り上がりでした。
実は、『演劇2』に出演(!?)している本広監督。こちらもぜひチェックしてみてください!

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古舘寛治さんVS.想田和弘監督トークレポート

2012年10月24日

10月23日(火)本日は、最近は舞台だけでなく、映画へのご出演など広くご活躍されている古舘寛治さんにお越し頂き、想田監督とお話し頂きました。
『演劇1・2』を見た古舘寛治さんの感想や、想田監督と同様に、古舘寛治さんもニューヨークに滞在していた時期もあり、当時のニューヨークでのお話しや、青年団に入るきっかけなどをお話し頂きました。

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山内健司さんVS.想田和弘監督トークレポート

2012年10月23日

10/22(月)19:30の回上映後には、山内健司さん(青年団)をお迎えしてのトーク。
青年団設立当初、現代口語演劇が確立されていくまでのお話や、平田オリザさんの演出を受ける役者の気持ちのことなどを語っていただきました。そして、現在山内健司さんがご出演されているアンドロイド版『三人姉妹』の様子も!!

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平田オリザさんVS.想田和弘監督トークレポート

2012年10月23日

公開三日目10/22(月)は、ついに「演劇超人(@ライムスター宇多丸さん)」平田オリザさんを迎えてのトーク。超満員です!平田さんに作品への感想をお聞きしたところ「美化しすぎてる…私はこんなに働いていない…(笑)」と。そして話題は、芸術と政治の関係へ。大阪大学で教授を務める平田オリザさんは、本作にも登場する「ロボット演劇」と文楽の関連性を指摘。満場からは大きな拍手が起きました。映画公式パンフレットには平田さんの書き下ろしテキスト「私はこんなに働いていない」が掲載されていますので、ご来場の際はぜひお手に取ってみてください!!

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富田克也監督VS.想田和弘監督トークレポート

2012年10月21日

公開二日目10月21日(日)は、上映後に富田克也監督(『サウダーヂ』をゲストに迎えてのトーク。

いかにして平田演劇の秘密を映画として見せたか?
どうやったら妥協なく作品を作り続けることが出来るのか?
まさに『演劇1』と『演劇2』のような(!!)映画作家同士ならではなのスリリングなお話をしていただきました。

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